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この動画では、2025年の経済見通し、特に米国と日本について、金融政策、為替レート、株式市場を中心に議論しています。出演者は糸島氏と岡崎氏です。
米国に関する主要ポイント:
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金融政策: 米国連邦準備制度理事会(FRB)の現在のスタンスは、市場の期待に反して、2025年には2回のみの利下げを示唆しています。これは、特にレジャー・ホスピタリティ部門における賃金上昇に牽引された根強いインフレによるものです。岡崎氏は、景気減速の明確な兆候が現れるまで、FRBは現在のスタンスを維持すると考えています。
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株式市場: 米国株式市場の2023年と2024年の好調なパフォーマンスを踏まえ、岡崎氏は調整局面の可能性を示唆しています。過度の楽観論に警鐘を鳴らし、リターンは歴史的な平均値に近いものになると予想しています。大幅な市場の上昇は、現在の利下げサイクルが終了し、景気が回復の兆候を示した後にのみ起こり得ると考えています。
日本に関する主要ポイント:
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金融政策: 岡崎氏は、前回の政策変更が消費を刺激することに失敗したため、日本銀行は2024年度には利上げを行わないと考えています。春闘による賃金上昇はありましたが、収入増は主に貯蓄と債務返済に向けられ、消費には回っていません。日銀は来年度に戦略を再評価すると予想しています。
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株式市場: 岡崎氏は、日本株式市場を「バリュー株の宝庫」と見ています。高配当で安定した収益を上げている割安な企業、特に最近の平均株価から割引価格で取引されている企業に注目することを推奨しています。前年から投資戦略を大きく変更する必要はないと考えています。
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政治情勢: 岡崎氏は、経済的合理性を優先し、成長を阻害する構造的障壁を打破し、デフレ脱却を目指す政治家を選出することの重要性を強調しています。7月の参議院選挙を変化のための重要な機会と捉えています。
為替レート(USD/JPY):
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日米間の金利差の継続により、円安傾向が続くと予想されています。岡崎氏は、1ドル160円を超えた場合、日本の財務省による介入の可能性を認めています。しかし、このような介入は一時的な解決策にしかならないと考えています。米国が利下げサイクルに入り、日本の金利が上昇すれば、ドル円は140円程度に戻ると予想しています。
全体的な見通し:
岡崎氏の「バラ色のシナリオ」では、米国の景気が抑制的に減速し、FRBの利下げとそれに続く回復につながると見ています。日本については、デフレ脱却に焦点を当てた政策を推進する政治の変化を期待しています。構造改革に焦点を当て、デフレ政策を放棄する政治家を選ぶことを推奨しています。
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ピクテ・ジャパン株式会社
00:00 2025年もゲームは続く
01:29- 2025年の見通し
03:13- 好景気の「悪循環」
06:21- スタグフレーションの終わりは「不況」
08:39- FRBの利下げ遠のく
11:04- “お試し利上げ”は失敗だった
14:03- 第二ラウンドが勝負“沼からの脱出”
17:37- 今年もつづくか“米株20%上昇”
19:16- 日米金利差とドル円為替 “ゲームは続く”
23:04- 日本株はバリュー株の宝庫
24:13- バラ色のシナリオ by岡崎
28:28- デフレ脱却を志す政治家に期待
30:24- 「脱皮の年」
33:36- 国民の力で「壁」を壊す
35:16- Itoshima’s Eye「Pictet Market Lounge(ピクテ・マーケット・ラウンジ)」では、株式市場や債券市場をはじめ毎回異なるテーマを取り上げ、投資のプロフェッショナルが対談形式でお伝えします。
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-ピクテ・ジャパン株式会社/id1548412007糸島 孝俊
ピクテ・ジャパン株式会社
シニア・ストラテジスト
証券系シンクタンクの企業調査アナリストを経て、日系大手運用会社にて投資顧問や投資信託の資金を国内株式中心に運用。その後、ヘッジファンドや独立系運用会社でもアクティブ・ファンドマネージャーとして従事。運用経験通算21年。最優秀ファンド賞3回・優秀ファンド賞2回の受賞歴を誇る日本株式ファンドの運用経験を持つ。ピクテでは、ストラテジストとして得意とする国内株式を中心に主要国株式までカバー。日経CNBC「昼エクスプレス」はレギュラーとして隔週月曜日を担当。テレビ東京「Newsモーニングサテライト」、BSテレビ東京「日経ニュースプラス9」やストックボイス等にも月一回出演中。東洋経済オンラインでは月一回寄稿を配信中。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、国際公認投資アナリスト(CIIA)、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)岡崎良介ピクテ・ジャパン客員フェロー
1983年慶応大学経済学部卒、伊藤忠商事に入社後、米国勤務を経て87年野村投信(現・野村アセットマネジメント)入社、ファンドマネジャーとなる。93年バンカーストラスト信託銀行(現・ドイチェ・アセットマネジメント)入社、運用担当常務として年金・投信・ヘッジファンドなどの運用に長く携わる。2004年フィスコ・アセットマネジメント(現・アストマックス投信投資顧問)の設立に運用担当最高責任者(CIO)として参画。2012年、独立。2013年GAIAの投資政策委員会メンバー就任、2021年ピクテ投信投資顧問客員フェロー就任#米国株 #日本株 #為替 #NISA #株式 #岡崎良介
動画で紹介している内容は作成時点のものであり、予告なく修正・変更される場合があります。
最新の内容ではない場合がありますので、予めご了承ください。審査番号:20250109-3A5325